伊勢信仰は、鎌倉時代武家社会で広まり始め、御師により全国に布教されていった。近世、おかげまいり(伊勢神宮参詣)は盛んになり、一生に一度の庶民の夢になった。この道中絵水指は、生き絵描写を代々得意とする松阪萬古が赤絵・盛絵を使い風情あるものにしています。※1またこの水指には伊勢音頭も描かれているものもある。※1(1300年前、神領民が御遷宮のお木曳の際に唄う) 「やとこせ よいやな あらら これはいせ よ いとこいせ」
第62回神宮式年遷宮行事として、平成21年11月に宇治橋渡始式があり神宮崇敬の気運はさらに高まっている。
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