店舗情報

ギャラリー森田、代表の森田亨です。明治27年にこの土地で店を開き、現在は4代目を務めています。地元松阪の松阪万古を中心に、古今の茶道具を取り扱い、関東から始まり徐々に全国の小売業者へと卸しを広げてきました。茶道師範をはじめ、茶道を嗜む方々への販売も行っています。

松阪は、千利休七哲の筆頭である戦国武将「蒲生氏郷」が築城した町で、彼は近江商人を伴い、織田信長の楽市楽座の政策を取り入れました。氏郷が会津へ去った後も、三井家を含む江戸棚を持つ豪商が育ち、この地は繁栄を続けています。店の旦那衆は松阪に残り、江戸の小売を指示して茶道を中心とするサロンを開き日本文化を高めていきました。おかげで茶道文化も高まり、今もなお、能をはじめ、お茶会が頻繁に行われております。

株式会社ギャラリー森田、専務取締役の森田隆真です。弊社は茶道具の販売を主としてまいりました。

私は修行先で美術品全般を勉強してまいりました。これからは、弊社でも様々な分野の美術品を扱っていこうと考えております。例といたしましては、煎茶道具、中国美術、絵画など、多岐にわたっております。大切にされてきた美術品を、次の担い手の方に渡すお手伝いをしようと考えております。